保護猫を引き取ってみたいけど、どうしたら良いか分からない。
本当に飼えるか不安…
この記事では、保護猫を正式譲渡して貰うまでの流れや、不安を解消するお話を紹介します。
保護猫を探す前の準備
まずはあなたの家で本当に猫をお迎え出来るのか事前に確認しましょう。
[チェック1]猫を飼える住宅か?(完全室内飼いが前提)
大前提として
あなたの家は猫を飼うのはOKですかにゃ?
保護猫は完全室内飼いが基本です。
特に賃貸の場合はペット可と書いてあっても、猫はダメと言う住宅が多いので事前にオーナー様に確認した方が良いでしょう。
賃貸で新しくペットを飼うことになると、ペット礼金等が発生する場合もあるので、お金の事も含め確認が必要です。
また猫は爪を研ぎや、室内で排泄をします。
持ち家であっても、柱や壁紙で爪を研がれた時、許容出来るのか?
お部屋に臭いが付くことを許容出来るのか?
その辺の覚悟は持っておきましょう。
[チェック2]家族の同意
同居している家族が居る場合、あなたの飼いたいと言う気持ちだけではダメです。
家族みんなが保護猫を飼うことに前向きでないと、お迎えした猫さんが可哀想ですよね。
しっかり家族と相談し同意を得ましょう。
[チェック3]お金の事
保護猫はペットショップで猫を購入するより、お得に猫を飼うことが出来る。
そんな風に思ってはいませんか?
確かにお迎えの費用に関しては、そんなに高くは無いです。
しかし保護猫のほとんどは元々野良猫や捨てられた猫達です。
なにか思わぬ病気を患っていたり、短命である可能性も否定出来ません。
病院代がかさむこともあるでしょう。
[チェック4]猫アレルギーに関して
猫アレルギーに関しては、軽度であれば猫を飼える可能性もあります。
うちの奥様も猫アレルギーですが、今のところ特に問題は無さそうです。
- 猫アレルギーが発生しにくい猫種もいる。
- 猫の入らない部屋を作る。
- ブラッシングをこまめに行う。
- ペット用空気清浄機を使う。
- スキンシップに気をつける。
上記のように猫との相性や飼い方を工夫する事で、猫アレルギーでも猫をお迎え出来る可能性があるので、すぐに諦める必要はありません。
保護猫引取りの際にはトライアルという[1週間程度のお試し]期間が設けられている場合が多いので、実際にお迎えして家で育てて行けるのかしっかり検討するのが良いでしょう。
保護猫をお迎えするまでの流れ
上記が問題無ければ、実際にお迎えする保護猫ちゃんを探しに行きましょう。
保護猫をお迎えする方法は色々ある
一重に保護猫と言っても色々なパターンがあります。
- 野良猫を拾ってくる
- 友人から譲渡をして貰う
- ネットの里親募集から引き取る
- 保護猫カフェから譲渡を受ける
- 譲渡会に参加する
- など……
1番安心なのは、NPO法人が運営する譲渡会や保護猫カフェで譲渡して頂く方法です。
今回は保護猫カフェからの譲渡に関して詳しく紹介します。
まずは近場の保護猫カフェに行ってみよう!
スマホのGPSをonの状態で[保護猫団体]と検索すると、近場の保護猫団体がピックアップされると思います。
その中から公式HPをチェックし、保護猫の里親になりたい旨を伝えてみましょう。
ご案内に従って保護猫さんを見に行きます。
お目当ての猫さんが見つかったら
保護猫団体に実際に見に行き、お目当ての猫さんが見つかったら譲渡の条件等を聞き、問題無ければトライアルの申し込みをしましょう。
申し込みの際に簡単な書類にサインする事になるかと思います。
この時は猫の飼育に必要なケージやトイレ等は貸して頂ける場合がほとんどなので、急いで用意する必要は無いです。
トライアル期間を有効活用
トライアル期間は、お連れした猫さんと一緒に生活出来るか見極める大切な期間なので有効的に活用しましょう。
- 猫さんとの相性
- アレルギーの確認
- 猫さんの行動を学ぶ
- 必要な道具を揃える
トライアル期間で飼っても大丈夫と判断したら、そのまま正式譲渡の契約進む事となりますので、大丈夫そうであればこの期間にトイレやケージ等の必要な物を揃えます。
お迎えにあたって取り急ぎ必要な物
- ケージ
- トイレ
- 爪とぎ場所
- キャリーケース
- 餌
- トイレ砂
- 餌、水飲みトレイ
上記の物は取り急ぎ必要になるので、トライアル期間に揃えます。
完全室内飼いなので、運動不足にならないようキャットタワーなども早めに用意して上げると良いでしょう。
正式譲渡~費用は?~
トライアルが終われば、いよいよ正式譲渡です。
必要な書類にサインをし、譲渡金を支払った時点からあなたの愛猫になります。
譲渡金の相場は30,000円~60,000円前後が一般的で、必要なワクチンや去勢手術などは保護猫団体で済ませている場合が多いので、すぐに病院にかかるなど追加で費用が発生するケースは少ないです。
我が家のおもちさんの場合も譲渡金30,000円で去勢やワクチン済、更に歯周病の手術も完了してからの引き渡しだったので大変助かりました。
最近は購入よりも里親需要が増えている
保護猫を引き取るまでの流れはこんな感じです。
最近では、ペットショップで猫を購入するよりも保護猫を引き取る需要が伸びてるようです。
我が家もどうせ飼うなら保護猫の里親になろうと思い保護猫カフェを訪れました。
保護猫引き取りは意外とあっさりしてて難しい事も特に無いので、是非あなたも保護猫さんをお迎えしてみて下さい。
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