猫の健康を考えたキャットフード選び徹底解説

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愛猫のキャットフード選び。

種類が多過ぎて悩みますよね。

おもち
おもち

選び放題にゃー!

そこで今回は、猫の健康に最適なキャットフードの選び方を徹底解説します。

これを見ればもうキャットフード選びに迷う事はありません。

猫の食事に関する基礎知識

猫は完全肉食動物である

肉食動物

よく犬と混同されがちですが、犬は肉食メインの雑食動物であるのに対して、猫は完全肉食動物です。

つまり穀物系のお食事は一切必要無いと言うことですね。

おもち
おもち

肉しか勝たん!

肉食動物は肉だけを食べていると思われがちですが、獲物の全てを食べるのが肉食動物です。生肉からはタンパク質、鉄、亜鉛など…内蔵からはビタミン類…骨からはカルシウム等をバランス良く摂っています。

猫の健康に必要な栄養素

栄養素

猫に必要な主な栄養素は以下の通り。

  • 動物性タンパク質
  • 脂質
  • ミネラル
  • ビタミン類

細かく分けるともっと沢山ありますが、大きくは上記の4種類。

もう一度言います!

猫には炭水化物=糖類(穀物系の栄養素)が必要ないと言うことは覚えておきましょう!

キャットフードの基礎知識

キャットフード

キャットフード選びに、最低限覚えておきたい内容をお伝えします。

総合栄養食と一般食

総合栄養食

キャットフードとして売られている商品のラベルには[総合栄養食]または[一般食]と書かれています。

総合栄養食…猫に必要な栄養素が全て含まれている食品なので、総合栄養食と水だけで健康的な食事バランスが摂れる
一般食…猫のおやつや間食などに用いる食品、また栄養バランスを気にしなくて良い一般食は美味しい物が多いので、食事の食べが悪い時に補助的に与えるのにも向いています。

ウェットフードとドライフード

フードの種類

ウェットフード…水分を含んでいる食事、缶詰やパウチで販売されています。美味しい物が多く食べやすいですが、ウェットなので傷みやすいのが特徴、夏場は特に注意が必要です。
ドライフード…カリカリと言われる物、傷みにくく与えやすいので、一般的にはドライフードの総合栄養食をメインにしている人が多いと思います。しかし、ドライフードには炭水化物(糖類)が多く含まれる場合がほとんどなので、フードを選ぶ際には注意が必要です。
総合栄養食と言えばドライフードと思われがちですが、ウェットフードの中にも総合栄養食が有り、詳しくは後述しますが、猫に与える総合栄養食はドライよりもウェットが良いと考えています。

栄養成分表示の見方

成分表

フードの裏に書いてある栄養成分表示の見方を覚えましょう。

栄養成分表示には炭水化物の表記が無い場合が多いですが、全体を100%として記述されている他の栄養素の%を引いた残りが炭水化物の含有量です。(その際、粗繊維の%は省いて計算します。)

炭水化物にも粗繊維が含まれているので計算の際は粗繊維を省きます。

原材料名の見方

原材料名の見方

原材料名表記は含有量の多い順番で書かれています。

上の画像では穀物が先頭に来ていますよね。

つまり高炭水化物のフードです。

選択肢としては最低限、肉類(タンパク質)が先頭にきている食品を選ぶべきと考えます。

健康的なキャットフードの選び方

猫の食事

具体的にどんなフードを選べば良いのか見て行きましょう。

「値段が高いから」「有名なメーカーだから」と言って猫に良い食事とは限りません。

飼主として、健康に良いフードをしっかり選べるようになりましょう。

猫の健康に不要な成分が極力少ない物

先程も記述したように、猫には炭水化物が必要ありません。

他には色素等の添加物関係は全く必要無いので、極力入ってないフードを選びましょう。

おもち
おもち

食べ物の色なんか全く気にしないにゃー!

大事なのは[味]と[香り]ですにゃ

ドライよりもウェットフードの方が健康には理想的

ドライフード(カリカリ)の多くには、炭水化物が含まれています。

また猫は水飲みだけでは、必要な水分量が確保出来ないと言われているので、食事から水分を摂取出来るウェットフードの方が、健康を維持しやすいと思います。

なぜ猫に炭水化物はダメなのか
検索

猫は肉食動物ですが、まったく炭水化物を消化できない生き物ではありません。 しかし、猫は炭水化物を大量に与えると消化不良を起こす可能性があるため、市販のペットフードに含まれる炭水化物は全体の40%程度までとしていることが多いです。

引用元:PetNewsStorage

また炭水化物は糖類なので、長期的に見ると高血糖や糖尿病の罹患リスクが上がるのは間違いないでしょう。

結論:キャットフードの選び方は?

  • 総合栄養食である。
  • 不要な添加物が入っていない。
  • 炭水化物は30%以下に抑える。
  • 高タンパク低糖質。

上記を踏まえたキャットフード選びをして頂ければ間違いないです。

炭水化物は少なければ少ない方が良いので30%以下を基準としました。

動物病院からフードの指定をされている場合はこの限りでは無いです。あくまで健康な猫ちゃんの普段のフード選びの基準と考えて下さい。

おすすめキャットフード紹介3選

全ての基準を満たしたフードを3点だけ紹介しておきます。

黒缶パウチ(ゼリータイプ)

黒缶パウチ

現在我が家のメインで与えてるのが、黒缶のパウチタイプです。

黒缶成分

原材料名を見て分かる通り穀物不使用(グレインフリー)で炭水化物0です。

余計な色素なども入っていないのでとても良いですね。

我が家のおもちさんの食い付きも良好です。

成分含有量
タンパク質13.9%以上
脂質0.9%以上
粗繊維0.1%以下
灰分3.5%以下
水分82.0%以下
合計100.4%
穀物不使用のフードの事を言います。穀物は不使用ですが、炭水化物が0と言う訳では無いので購入の際は注意が必要です。
おもちのお世話係
世話係

ウェットフードなので香りも良いですし、とても美味しいです(実食済)

 

ニュートロキャットワイルド

ニュートロキャットワイルド

画像出典:ワイルドレシピ公式

成分表含有量
タンパク質40.0%以上
脂質18.0%以上
粗繊維4.0%以下
灰分10.0%以下
水分10.0%以下
ビタミンE225IU/kg以上
タウリン0.18%以上
オメガ6脂肪酸3.0%以上
オメガ3脂肪酸0.3%以上
マグネシウム0.12%(標準)
合計約85.6%

こちらはドライフードですが、炭水化物は18%程度とドライフードの中ではかなり低く優秀なフードです。

おもち
おもち

チキン味が美味かったにゃー

もちろんグレインフリーです。

フィーラインナチュラル

フィーラインナチュラル

画像出典:Yahooショッピング

成分含有量
粗タンパク質48.0%以上
粗脂肪31.0%以上
粗繊維1.0%以下
粗灰分9.0%以下
水分8.0%以下
マグネシウム0.14%以下
リン1.8%以下
タウリン0.52%以上
合計約99.56%

こちらはまだ試してないですが、次に買ってみようと思っている商品です。

肉類中心で炭水化物が入っていないのも素晴らしいですし、子羊の内蔵関係が踏んだんに入っているのでとても良さそうです。

フードの3倍の水で生食に戻し与えるのが、正規の食べ方なので水分補給もしっかり行えますね。

紹介した以外にも良質なフードは沢山

今回紹介したフード以外にも良質なフードは沢山あります。

猫にとって良いフードの見極め方が分かったら、是非あなたの愛猫に最適なキャットフードを見つけてみて下さいね。

おもちのお世話係
世話係

その他、こんなフードがオススメですよ!と言う物があれば是非コメント欄で教えて頂けると嬉しいです。

穀物完全不使用の食品。穀物は消化しにくい為、腸に負担がかかってしまいます。グレインフリーは猫の自然な食性に近いフード。

プロフィール
おもち

利尻島出身の野良猫。
凍傷でボロボロになっていた所を保護され現在は我が家の愛猫に。
このブログを通して猫を飼っている(これから飼う)人の不安を少しでも解消出来たら良いなと思います。

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